6月1週目:大洋の小舟

 今週は朝、出勤前に教会に通いながら、聖書の列王記という箇所を読んでいました。ソロモンというイスラエル王の栄光と没落の話。
 
 今、列王記を読みながら、今週一週間を振り返っていました。振り返る中で、「自分のことを誇ったり、卑下しても本当に何の意味もないなぁ」と思うことがありました。 
 
 今週の一週間だけでも、自分の仕事の失敗を隠そうとしたり、先輩社員と自分を比べて劣等感に苛まれたり。そうかと思えば、一つの仕事を終えて褒められた途端、自分を誇らしく思ったりします。いい加減なものです。
 
 まるで、大洋に浮かぶ小舟のよう。一週間の間でさえ、自分の感情は頼りなく揺り動くものらしい。自分の感情は移ろいやすい環境のようなものだと思うのです。そういうものを頼りにして失望したり希望を持ったりするのは辞めたいと私は思っています。
 
 よい環境でも悪い環境でも、常に神様の方を向いて歩めるだけの冷静さを持てるように。