2017年を振り返って

 こんにちは。2017年もおしまいですね。どのような一年を過ごされたでしょうか。私も今年一年間を振り返って、とても嬉しかったことを書こうと思います。

 こちらの教会に通い始めてから、朝に教会に行くようになりました。そのために、できるだけ夜早くに寝て、朝の教会に通います。朝の教会では一人で静かに祈ります。その後、会社が始まるまで勉強をします。

 寝坊することも多く、毎日そのように生活できたわけではないです。でも、そういう生活習慣ができつつあることは、とてもありがたいと思いました。単調で変化の無い生活ですが、私はこういう生活リズムがとても好きです。

 こういう生活習慣が作れたのは、自分が新入社員で残業をする必要がないことや、食事を作る必要がない環境にいるお陰だと思います。なので、来年以降、仕事によっては生活習慣も変わるかもしれません。でも、できればこういう生活を続けたいと思っています。

 日曜日の午前中には、いつもどおり教会の礼拝に出ることができました。教会には、子どもからお年寄りまでいろんな年齢の人が来ます。私と同じくらいの年齢の人もいます。そういう人達と交わることができました。たとえば、一緒にお昼ごはんを食べたり、カフェでお茶をしたり、祈ったり。

 そういう交流を通して、月並みですが、みんな同じことで悩んでいるのだなぁと感じることがありました。20代だったら「飲み会が辛いとか」とか「仕事のプレッシャーが増えてきて辛い」とか、将来の不安とか。そういう話を聞いた時は、その場にいるみんなで一緒に神さまに祈るようにします。私は、こうやって誰かと一緒に祈る時間がとても好きで、来年も続けられるといいなと思います。

 今年一年間は、こういう風に教会ばかりで地味な生活でした。地味な生活を続けていると、少しづつですが、自分の考え方に変化があるような気がしました。「自分は生きていてよいのだ」と思うようになったことです。

 大きな夢や情熱がなくても、突出した成果を何かの分野で残せなくても、自分は生きていてよいと思うようになった気がします。「自分の価値は神さまが決めるのであって、自分の仕事や自分自身が決めるのではない」と、少しづつ思えるようになったのかもしれません。それだけで、けっこう生きることが楽になりました。

 信仰を持って生きることは、すばらしいなぁ、と感じます。世の中の閉塞感や将来不安に惑わされなくてもよい(惑わされてもいいけれど)。自分が決めた道を進む必要はない(進んでもいいけれど)。ただ、神さまが備えてくださる道を歩めるように。来年も、祈って一歩、一歩進めますように。